2018年01月15日

アナログ親父

アメシスでは、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)を、よく使います。
三菱電機では、シーケンサと呼ばれ、プログラミングで機器を動かすものです。

なぜ、よく使うのかと言えば・・・
まず、制御盤製作が簡単になるからです。
PLCを使わなければ、リレーが多用されます。リレーは一つの役割に一つずつ必要になりますので、
ちょっとした回路でも、かなりの数のリレーが必要となる場合があります。
設計でもそれらのリレーを組み込んで行うと手間も相当とることになります。
また、製作したものの変更ができません。
リレーが30以上あるような制御盤では、PLCを使ってしまいます。

もう一つの理由は、アナログ機器の存在です。
私たちが作る水処理設備では、連続して変化する数値をよく扱います。
例えば、水量・圧力・水位・温度などです。
これらの数値は、信号として電圧(0〜5V)や電流(4〜20mA)として出力されます。
この数値によって何をさせようかを指示するときには便利なのです。

でもPLCでは、そのままアナログ数値として使用できません。
アナログ数値をデジタル数値に置き換えて使います。
電流4mAの時は「0」20mAの時は「4000」という数字に置き換えられます。
これは、0〜16000だったり4〜20000だったり、使うときのモードで設定されます。
デジタルに変えれば、やりたいことはやり放題です。
(PLCの中で自由に扱えるという意味)

PLCを使うと、概ね人間が考えることはできるとも思います。
労働人口が少なくなっていく今、コンピューターがそれに代わる労働を担うとも考えられています。
AI(人工知能)なんて言葉は、ずいぶん昔に聞いたものですが、
昨年もずいぶん話題に上っているのを感じました。

でも、起承転結の「起」は、なかなかコンピューターでは出来ません。
また、一連の仕事、途中で情熱をもって頑張ったりすることも難しいでしょう。

アメシスには、その日の気分でダジャレで高揚したり、社員の顔色を見てはっぱをかけたり、
はたまた必要と思ったことを頑固に命令するアナログな親父がいます。
おそらく、その言動はコンピューター解析は難しいと思います。デジタル化できないのです。
この存在、いいのかどうなのか?
タグ:PLC
posted by 三浦直哉 at 18:19| Comment(0) | 日記

2018年01月12日

「安心」を買っていただく覚悟

前記事で井戸水浄化設備を紹介しましたが、関する記事をもう一つ。

これも昨年9月に納入をした設備です。
柏駅前のビジネスホテルです。
設備する以前は、小さな除鉄ろ過機が使用されていましたが、
キャパシティーがあるようで、時折水質が安定しませんでした。
もっと恒常的に水質を安定させ、安心して使えるようにと提案していたものでした。

この設備で、除鉄、除マンガンの能力は、
除鉄に関して言えば、酸化された鉄が顕在化し、ろ過機で捕捉されます。
それが定期的に洗浄され設備系外に排出されますので、
水質基準以上に鉄が検出されることはまずありえません。
マンガンといえば、マンガン砂に吸収されますので吸収媒体が飽和されるまでは、
マンガンとして出てくることがありません。
水質にもよりますが、ここの井戸では3〜4年程度は、出てこないとの判断で
設計計画しています。

DSC_0003_4.JPG

この設備では、他にも除外している物質がありますが、
飲用にも使われる井戸浄化設備では、「安心」の確保のため
ごく少ないリスクを取り除くことが必要となります。
それが行われない限り、基準ぎりぎりの水質で満足していたら
「安心」をお売りしたことにはならないものと考えます。

アメシスでは、幸いにも皆社員がそのことを分かっていて、
あるクォリティーで設計、製造、工事が出来ました。
若い社員が多いですが、それを社風と思ってくれているようです。

お客さんには、そのことが理解してくれているようです。
「安心」である水質とともに・・・・。
posted by 三浦直哉 at 17:28| Comment(0) | 日記

2018年01月10日

喜ばれる仕事って?

水処理の仕事をしていて、最近お客様の満足度の高い仕事もしています。

井戸水の浄化設備もその一つです。
昨年8月に竣工した井戸水浄化設備は、ホテルに納入しました。
このホテルでは、水道の引き込みが無く全て使用する水が井戸水を使用していました。
ところが近年水質の悪化が著しく無害とはいえ、着色などに頭を痛めていたと聞きました。
今までも井戸水浄化設備がありましたが老朽のため使用できない状態でしたので、
アメシスで更新することを決めていただいたのでした。

そこでできた設備が下の写真です。

ウイルリゾート野田.JPG

井戸水の浄化設備は、いろいろと考えなければならない要因も多いのです。
初めに井戸原水の分析をして、除外すべき成分を特定。
どのような方法で除外するべきかを検討。
処理水量を考えて、設計します。
あと、飲用に使用されることを考えて、水質はもちろん安定的に残留塩素を保持するよう考えます。
竣工の時、お客様に受水槽の中を見ていただきました。
その水質に、ものすごく感激されて喜んでいただいたのです。

納入して間もなく、ホテルの看板の下に
「最新設備を導入して、水がおいしくなりました」とのアッピールを出していただきました。
アメシスを知ってよかったとお客様に言われたときは、
設計や製作、工事での苦労が全て報われたと、私どももお客様に勇気つけられたと感じています。

仕事っていいですよね。お客様の喜びが私たちを後押ししてくれます。
posted by 三浦直哉 at 16:48| Comment(0) | 日記